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『メニエール病』ENG検査から学んだこと

お茶の水にあるJ医院の専門外来に通院しているのだが
先日書いた【ENG検査】はネットから拾ったもの。
私が受けた方法はネットとは違うものだった。

要するに強制的に〈目眩〉を起こし、眼球の揺れを調べる検査なので
強制的な目眩を起こす方法は1つではないということだ。

J医院では
イスに座り、自分を中心に左右半円の弧を描いたスクリーンがあり
真っ暗の中スクリーンに3センチ幅ほどのストライプの光を片側に流していく。
速度を速めることで目が追い付かなくなり、目眩が引き起こる。

また、眼球を上下・左右に極限まで動かす運動をすることにより
眼球の揺れを測定するのだ。

検査当日は結構調子が良かったので
強制的な目眩を起こされても、『歩けなくなるようなことも無く』耐えられる状態だった。

検査技師が言うには
調子の悪い時には正確な測定ができないそうで、調子の良い時の方が検査に適しているとのこと。

また、足を揃えて立つ。
目をつむって立つ。

目をつぶると、かなり左右に揺れている感覚になるが
自分が思っているほど、見た目には揺れていないそうだ。
感覚とは恐ろしい(笑)感覚とは個人個人違いがあるので面白い。

ほぼ、メニエール病で目眩を起こしているとわかってきたので
この病気を第三者的に見ることができるようになってきた。
これが原因で死に至ることは無いのだから。。。症状と上手く付き合っていこう。。。
現在、症状が落ち着いているからできることだ(v)

余裕ができたついでに
検査技師さんに聴覚障害者がこの検査を受ける時の方法を聞いてみた。

真っ暗になり、技師さんの指示で目を動かしたりするので
どんな方法を取っているかと参考に。

私が今まで手話通訳として同行したときは
現場現場で聞こえない人・技師さん・私(通訳)で方法を決めることが多い。
例えば、事前にそこで用意されている方法があっても、聞こえない人に合う方法とは限らないので。

J医院の技師さんは全く同じ方法を取っていた。
更には通訳を介さなくともできる方法を!

やはり、技師さんと患者さんが直接コミュニケーションを取り
検査を受けたほうがより正確な検査ができる。
通訳者がいつも手を出さなければいけないわけではない。
かといって、何のプランも無く
私は専門家だ!手話通訳だか何だか知らないが黙っておれ!!的な
プライドだけで≪私がやります≫という技師や医師には、「患者さんに通じていませんよ!」と言ってあげたい。(時もある)
患者さんと相談をして決めるという方法を取ってくれる技師や医師は、ひとりひとりの患者さんのことを思ってくれているという安心感にも繋がる。

毎回聴力検査を担当してくれる技師さんも
親身になってコミュニケーションを図ってくれ、患者の心(私)を和ませてくれるので、ココの耳鼻咽喉科の技師さんにはたった2人にしか会っていないけれど、メンタル部分でも優れていると思っている。

その意識を持たせてくれることは病気を治す最大の薬だとも思っているので
私の症状が良くなってきたのも、その効果かも知れない。(笑)
病は気から!よく言ったものだ。

感覚は
誰にも見えない。
自分でさえも。

感覚はその時々によって
感じ方さえかわる。
自分でさえコントロールができない。

いや・・・
コントロールできる。
痛みを止めるまでは出来なくとも、一瞬忘れることはできる。
その方法は考え方・思い方・情報を得ることでいかなることも可能だと。

病気になることも医者にかかることも、この経験を活かして
手話通訳者としてカウンセリング技能を学んだ者として
メンタル部分からのアプローチも必要不可欠と考える。

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