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脳腫瘍摘出手術1年検診

昨年、9月に脳腫瘍摘出手術を受けてから、1年が経ちました。1年検診(2か月前)を受けてきました。MRIの結果は、『キレイに腫瘍が取れています。聴神経も繋がっていますね。』とのこと。
MRIの画像を見ても、自分ではよくわかりませんが、腫瘍による心配はなくなったとドクターは言っていました。

絵文字とはいっても、後遺症というか不快な症状が残っています。
毎日の生活はリハビリでほぼ通常の動きができるようになりましたが、時々極度の目眩に襲われます。
大きな目眩が来た時は、立っていられなくなります。

目の前がぐにゃり絵文字となるわけではなく、頭の中がうにゃぁ~絵文字っとよじれるような、視点が定まらない様な感じになるのです。
気持ちの良いものではありませんが、二日酔いのような気持ち悪さとは少し違って、気持ち悪いんだけど、吐き気がするような気持ち悪さではなく・・・・絵文字
何とも言い難い不快な状態になります。

この目眩が来た時は、残念ながら通常の生活が送れなくなります。落ち着くまでしばらく横になっているか、1日中横になっていなければ治らないこともあります。
おトイレに行くときは、立てないので、絵文字ハイハイをして地べたを這って移動しています。
食欲がなくなる時もあります。
どうして、突然こんな目眩が来るのか不思議でなりませんが、聴神経近くをいじったので、いまだに神経が高ぶっているんだと思い込んでいます。絵文字

でも、毎日強い目眩があるわけではありません。
弱い目眩の時もあるし、気にならない程度の時もあるので、弱い目眩の時は出来るだけ意識をそらすように過ごしています。

もうひとつの症状。
絵文字聴覚は、かなり低下してしまいました。

標準鈍音聴力検査
2015年9月1日(手術前日)⇒2016年9月13日(1年検診)
2000Hz 35㏈ 8000Hz 20㏈ ⇒ 2000Hz 60㏈ 8000Hz 80㏈

日常会話の音域は500Hzから2000Hzと言われています。
私の年齢だと、木の葉の重なり合う音(20㏈)くらいは聞こえるのだそうです。
もちろん個人差はありますが、日常会話が60㏈くらい。私の元気な左耳は10㏈(呼吸音)まで聞こえます。

それが、左耳は日常会話音(60㏈)は聞こえても、それ以下の声は聞き取りづらくなってしまったのです。
音域によっても聞きづらい音があります。いわゆる、難聴なのかもしれません。

更に、標準語音聴力検査では
2015年9月1日(手術前日)⇒2016年9月13日(1年検診)
55㏈ 95% 35㏈ 95% ⇒85㏈ 60% 75㏈ 45% 65㏈ 40%

これは語音の明瞭度を調べる検査です。
「あ」「に」「し」「て」「と」「び」など、20語を聞き分けます。
65㏈の音で40%しか正解してないのです。

これは、結構ショックでした。

ドクターは神経が残っているから、「大丈夫」だと言うけれど
何をもって大丈夫なのか…絵文字心配は尽きません。

現在は左耳が語音明瞭度100%なので、どうにか通訳業を追われずに済んでいますが、右耳の聴力回復を願うばかりです。

次の検診は半年後。

まぁ脳腫瘍ができてこの程度で済んでいるんだから良しとしましょう。

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2016年09月01日
コメント
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