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アクティブ・ブレイン®協会のセミナー

~セミナー参加から手話通訳へ~

2016年の年明けに友人から勧められたセミナーに参加してきました。


「覚えられるんだよ!」と友人。

・・・・何?
何がどうした?と私。

ある会社の社長をしている友人は最近物忘れがひどく、名刺交換しても
顔はすぐ覚えるのに名前が覚えられなくなったと言う。
顔と名前が一致しないのだそうだ。

それ、私もある。

めがねを取りにリビングへ行くと、出しっぱなしのティッシュの箱を基の場所に戻した途端、何をしにリビングへ行ったのか忘れてしまった。とか
冷蔵庫の扉を開けたのに、何を取るのか忘れてしまったとか。
痴呆ではなく、よくあるボケが最近目立つのだと。

あるある。
私もよくある。

その友人が共通の知人が講師をするセミナーへ行ったら
短時間にいくつもの単語を覚えられたんだ!と嬉しそうに言うのだ。
物事が忘れずに長時間頭に残っているのだそうだ。
記憶力が蘇ったと言うのだ。

『セミナーへ行って、〇〇ができるようになった。』ですって?
間違いなく、それは怪しいものに違いない!と疑った。

友人は短時間にいくつもの単語が覚えられたんだよ。
そんなことが自分にできるなんて、驚いたね。これはすごいよ!一度聞きに行ってごらん。
と言うのだ。

しかし、怪しいと思う気持ちはぬぐえない。
ツボでも売られるんじゃないか?とか
なにかの信仰に導かれるのではないか?とか
疑っていたら、その共通の知人講師から話を聞くことができた。

「セミナー受けて気に入らなければ、全額返金するよ。」というので、
最近自分も物忘れがひどいと感じていたので、まぁなんかのヒントになれば良いかと参加することにした。

そして、土日の2日間
アクティブ・ブレイン®協会のベーシックコースを受講。
アクティブ・ブレイン®協会

知人の講師は講師になってまだ間もないそうだ。
数年前、自分が受講して、とても気に入り講師の資格まで取ってしまったのだという。

ほうほう
そんなに面白いものなのか?
受講しながらも半信半疑の意識はつづく。
「記憶術」とか「能力アップ」とか、大丈夫か?と思いつつ話を聞いていくと・・・

わざわざ新しい力を授けるものではないらしい。
考え方を一つ変えるだけで、自分の力を発揮できるよ!と言うものだった。

私は常に物事を良い方へ持って行こうとい考え方を持っている。
暗く落ち込んでいても、いつか必ず這い上がる自分がいると信じている。
笑顔は自分も明るくなるし、周りをも明るくする。という考え方だ。

セミナーでは私が思っていることを改めて言葉にしてくれた。
要するに、セミナーの話は私が常に考えていることと方向性が同じだったのだ。

そのせいだろうか、疑いの気持ちは薄れ素直に講座を受けることができた。
「3分で話して!」とか「5分でまとめて!」と言われれば、素直にその時間内でやれることをしてみた。
宿題が出た時も、自分の出来る範囲でやってみた。

「できた。」

覚えることができた。
短時間でいくつもの単語が入ってくる。

出来ないと思い込んでいた私の脳も凝り固まった垢が削げ落ちた気がした。

あ~
なるほどね。

快感が残った。

ツボも売られず、変な信仰にも導かれず、自分のやる気だけを残してくれた。

それが面白くて、SNSで書いたところ『自分も受けてみたいので手話通訳をしてくれないか?!』と手話通訳のオファーが来た!!!!

すごい!
私のブログを読んで眠った脳を目覚めさせたいと思った人がいた。
もちろんそのオファーをありがたく受け、
ベーシックコースの手話通訳を担った。
次にアクティブ・ブレインの創設者である小田全宏氏直々のアドバンスコースの通訳もやらせていただくことになった。

アドバンスコースはとても人気が高く、50名近い受講者とサポートの講師が数名付いた。

アクティブ・ブレインのセミナーに手話通訳者が入るのは初めてだそうだ。

初めてだとは思えないくらい、通訳環境はしっかりと整えてくれ、配慮がとてもありがたかった。座る位置、角度、グループ分け・・・こちらの意向もご理解いただきとてもやりやすかったのは言うまでもない。また、講座進行中も聞こえない人をしっかりとフォローしてくれているところは、受講者全員を余すことなく見ているんだと実感した。
画像with創設者の小田全宏氏

スタッフからも「足りないところはありませんか?」と気遣い頂き、とにかく手話通訳者として居心地が良かった。

アクティブには他
プレミアムコースとして学習法や読書法、ダイエット法などなど
思考を変えて習得する方法等が有り

読書法の手話通訳もやらせていただいた。
アクティブ読書コースwith高畠真由美氏




聞こえない人がセミナーを受ける時には
手話通訳者の使用料をだれが負担するか?など
まだまだ課題は残るが、今年4月1日に施行された「障害者差別解消法」にもあるように『互いにその人らしさを認め合い共に生きる社会を目指して行きたい』と思うのであった。

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